――『最高の暗殺者』と呼ばれた女性がいた。

 彼女、レーラは亡くなった両親の跡目を継いで裏世界で生きてきた。
 しかしそんな暮らしの中で、彼女は突然のクビを言い渡され、刺客を差し向けられる。もっとも、そこは異名通りの力を持つレーラだ。難なく刺客を退け、元雇い主の口封じをした上で、その場を後にする。
 しかし問題は、次の仕事先だ。

 暗殺稼業も、決して楽ではない。
 人並みの幸せを得ることも難しい世界に、レーラは落胆していた。そんな時――。

「助けてください!!」

 聞こえてきたのは、一人の少年が助けを求める声。
 現場に急行したレーラはそこで、見目麗しい少年――レオを救い出す。
 その後、遅れて現れた彼の父親とのやり取りの末、彼女は思わぬ提案を受けることになった。

「うちで、給仕として働かないかい?」――と。

 願ってもない申し出。
 レオという少年に一目惚れしたレーラは、困惑の果てにそれを承諾した。


 これは素性を隠す一人の元暗殺者と、そんな彼女を慕う少年。
 彼らを取り巻く人々の勘違いと、すれ違いを描いたお話。

※実験的にタイトル変更することがあります。

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最終更新日

2021年11月27日 12時04分

掲載日

2021年11月25日 19時06分

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