舞台は10年後の2032年、長崎県の五島列島。
そしてこの物語の作者は、2足歩行型のAIロボット…。
美しい島へ東京から移住した家族(親子3人とおばあちゃん)の元に、1台のAIロボットが自動運転車で到着したところから物語は始まります。
小学1年生の息子が「ドロ」と名付けたロボットは、複雑な人間心理や不合理・非効率の島社会に戸惑いつつも、家族とのふれあいや、自給自足を営む変わり者の玄さん、南米帰りの地域おこし協力隊員など、島の人たちとの温かい交流の中で、少しずつ人間らしい感情を身につけていきます。
その過程で、AIロボットとして、島に移住した新米漁師として、子や孫を持つ母親としてなど、それぞれの立場から様々な社会問題を論じ、未来はどうなっているのか、どうなっていくのかを考えていく知的エンターテイメントとして描かれています。
AIロボットが人間の心情深くまで理解し、小説が書けるようになるまでの4年間で、お互いがお互いに影響を与え合っていく成長物語であり、合理的で効率的な存在(ロボット)からの人間社会への風刺と警鐘、そして感情を持つことができないAIから見た人間賛歌です。

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文字数

114,101

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最終更新日

2022年11月30日 13時40分

掲載日

2022年11月24日 23時23分

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