今から数千年の時がたったある日、人類に再び進化が起きた。人間にピオプ・ハフス・モズスタンという第二性が現れたのである。

勿論、人類は混乱に陥った。当然だ、そもそもその世界には第二性という概念もなく、変化する体に怯え、世界は再びようやく差別が撤廃したというのに新たな火種が増えたのだから。

しかし突然第二性が生まれた世界。その第二性を確認する術も、第二性による体の特性も確認することはできない。否、明確にすることができなかった。

故に人類はいつものように、もはや第二性のことなど頭の隅に忘れ再び日常に戻ることとなっていた。第二性は日常生活に支障がでるほどのことでもないということと、新しい火種には蓋をしてしまいたかったのだ。

しかしその日常も、すぐに終わりを迎える。

突然ピオプという第二性の人間たちが奇声を喚き、正気を失う事件が多発した。しかし現状を見て見ぬふりをしていた政府は第二性の人間の割合を把握しておらず対応に手間取り、そのピオプの多さから、政府が対応を手間取らせてる間に人類が終焉を迎えるのに時間は掛からなかった。

それからさらに数百年。

機械が機能しなくなり、人によって運営されたものも朽ち果ててしまった世界。ピオプの発狂と、第二性の発見から現れた謎の黒のモヤ。
全てが謎だらけの中、その数百年の中で分かったのはピオプの発狂はその謎のモヤが関連していることだけ。

主人公のフォルはピオプの妹、スフリを発狂し正気を失わないために、世界の謎を紐解いていく_。

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ジャンル

文芸

作家

山紫カナタ

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最終更新日

2022年11月25日 07時34分

掲載日

2022年11月25日 00時10分

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