それは突然始まりました。
いきなりの「緊急事態」という言葉に戸惑いながら、見えないものを恐れ、人との接触を避ける生活。事態は緊張した空気を張り巡らせ、知らず知らずのうちに人との繋がりが薄くなりました。
そしてそれは私たちの生活を徐々に変えて来ました。口元に布が常にピタリとついた状態て暮らす日々に慣れてきました。たまに友人と食事するとこの人こんな顔だったかな‥‥と変な感覚になります。人と握手するときも以前ほどスムーズにいきません。会いたい人にはなかなか会えません。一生会えずにさよならすることもあります。
この小説の第一章はそんな過酷な環境の中で福祉の仕事をしている現場を描きました。人と人との繋がり、報われない現実。そんな中で心が近づいていく2人の姿から何か感じでもらえると嬉しいです。
そして、第二章からは転生の話が入るので、推理的な要素が強くなります。最後の結末はなかなか予想出来ない内容だと思うのでお楽しみ頂ければと思います。
拙い文章ですが、ストーリーは自信があるので是非お読みください。

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ジャンル

文芸

作家

蒼い月光

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文字数

56,470

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最終更新日

2023年05月27日 11時00分

掲載日

2023年04月08日 15時21分

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