【もし、自分の好きなコンテンツが第3者によって侵略されたら……】(~6月3日まで)

・あらすじ
 その昔に人気となったコンテンツ『レッドダイバー』。その内容は時代を先取りしたようなSNS炎上を題材にしていた。
「この世界で起こった出来事は、フィクションである。しかし、これらの事件が全てフィクションとして片づけられるかどうかは定かではない」
番組ラストで表示されるテロップ、それは誰もが本編から現実へと引き戻されるようなメッセージだったのは間違いない。


 それから数十年が経過した西暦二〇二〇年、年号は平成から令和になったタイミングで類似する様な炎上案件が起こる。
SNS炎上自体は物珍しいものではなくなっていたのだが、今回に限っては明らかにレッドダイバーの『ソレ』と同じ物だった。


 ARゲーム『リズムゲームクロスパルクール』に出現したレッドダイバーアバター、それは明らかにあのメッセージを現実にしたような物と言えるだろう。
だからこそ、様々な勢力がレッドダイバーは存在する、存在しないでSNSはヒートアップしていき――やがて、炎上する事になる。
 レッドダイバーの存在に驚きつつもゲームをプレイするシオン、レッドダイバーを否定しようと動く勢力、それ以外にも――。
全ては『リズムゲームクロスパルクール』の開発スタッフに踊らされてしまうのか? 全ては炎上商法と片づけられてしまうのか?


 しかし、レッドダイバーは本当に存在した。その事実を突きつけられた時、ARゲームは埼玉県だけでなく各地へと広まっていく。

※本作はフィクションです。ゲームはルールを守って正しくプレイしましょう。
※本作はカクヨムオンリーを予定していましたが、5月2日付で小説家になろうでも掲載を始めました。
※ジャンルとしてはARゲームですが、現状のジャンルは暫定設定ですので変わる可能性があります。
※カクヨム版ではなろう版と違い、若干の加筆調整を行っています。(6月3日付補足)

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ジャンル

文芸

作家

桜崎あかり

キーワード
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2

文字数

99,606

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最終更新日

2019年06月17日 04時46分

掲載日

2019年04月30日 03時54分

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