航海士のアルテミシアは、港で出会った風変わりな女王にその腕っぷしと言語力を買われ、女王の通詞兼外交官として雇われる。その任務は、交渉役として国を跨いで暗躍する大海賊団の掃討作戦に加わること。
 女王の計らいで当面の下宿先として海軍司令官サゲン・バルカ将軍の屋敷を世話されたものの、端正で精悍な海神を思わせる風貌のその男は、自由気儘なアルテミシアとは正反対の冷徹な堅物だった。
 奔放で謎が多いアルテミシアを信用しないサゲンと、生来の負けん気を発揮して反発するアルテミシア――事あるごとにぶつかり合う二人だったが、危うい緊張感と戸惑いの中で次第に惹かれ合っていく。
 そんな折、ある海賊を捕らえたことで思いもよらぬ事実が発覚し、周辺の国々をも巻き込む大事件に発展する。そしてそれは、アルテミシアの過去に起きた悲劇と深く関わっていた――。

 架空の中世西洋世界を舞台に繰り広げられる歴史官能ロマンス。マルス大陸物語 第2弾。

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作家

若島まつ

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最終更新日

2020年06月06日 00時30分

掲載日

2019年09月02日 00時00分

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