魔術で進歩した"アルタイル"と呼ぶ世界、そこで学生たちが日々魔術を学ぶ学校の通称魔術学校に在学する主人公シオンと、羽。

身寄りがなく物心付いた時から喋る不思議な羽と行動を共にしていた頃、幼くして魔力を宿した少年がいると都心で噂される反面、当人は並外れた身体能力で物取りに精を出す。

周囲の一般人からは見惚れてしまう程の手捌きと外見から、豚に真珠と皮肉の通り名があり。

その情報を聞き付けた魔術学校は逆手に取り、物売りと称して豪華な食べ物を並べた屋台で魔術師が構えた、日差しの強い午後。

それは突然放出したように魔力を感知した魔術師の視界に、澄んだ青髪を靡かせて掴んだりんごを齧る爛々とした美貌を持った姿が前を横切る当時12歳のシオンはこの時。

その魔術師によって半ば強引に入学させられる事となり、魔力を軸とした最難関試験に受けされられた結果、魔術師の称号を得て今に至り。

進路に向けて授業を進める中、将来の目標をレポートに書いて提出するようにと課題を出される。

が、何も思いつかないまま、ただ資料室で漠然と時間が過ぎていき。

敷き詰められた本棚に囲まれたまま、仏頂面で眠そうなシオンに黒い物体が胸元へと飛んできて。

激突した拍子に地面に落下すると、そこには一冊の本が転がっていた。

奇遇な出来事で手に取ったそれは未知の名称やイラストと、異世界__転移、そう綴られた後に行き方と注意事項が記されていた。

ジャンル

ファンタジー

作家

秋紗

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23,648

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最終更新日

2020年02月17日 14時06分

掲載日

2019年12月22日 20時23分

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