「レイ…………今日でお前はクビだ」
「え……………」

 ある日、勇者であるにもかかわらず、力不足という理由で俺は勇者パーティーから追放されてしまう。
 しかし、俺もそこまで勇者という肩書に興味がなかったのでそこまでショックではなかった。

「おっしゃああああぁぁぁ!」

 しかし、そう簡単にうまくいくはずがなく…………

「な、なんでお前がモテてんだよぉ!」

 勇者パーティーを抜けた理由の一つである恋愛禁止がなんとなくなっており、元勇者の俺ではなく現勇者のカルマがモテまくっていたのだ。

「もう…………いいか…………」

 勇者とかいう重い肩書きがなくなった俺は辺境でのんびり暮らすことにした。
 しかし、そこは辺境ではなく…………

「ねぇ。ハデス。お茶とって」
「…………我、魔王なのだが」

 これは、勇者パーティーにいたため抑えられていた俺の力が追放されたことによって爆発してしまい、辺境で呑気に暮らすような物語。
 え? 呑気? いいえ。本当は配下たちも山ほど増え、一国の王になります。

 本当のことを言うなら、これは元勇者が一から巨大な王国を作るような物語。

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ジャンル

ファンタジー

作家

柊彼方

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最終更新日

2021年06月05日 15時31分

掲載日

2021年04月07日 19時14分

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