わたしは、その日、妖精を見た。

しかも、その妖精は、静かに泣いていた。

妖精のような美少年を見たというのが正確なのだけれど、その妖精のような美少年が、あまりにも美少年すぎて、妖精だと思ったのだ。

珍しすぎる桜が咲いているかのような短い髪。宝石のような赤い瞳から、はらはらと涙が溢れ落ちている姿は、とても綺麗。

わたしが、今いる場所は、フォースト公爵家の屋敷の中にある温室。

その温室の奥深くの窓際で、妖精さんのような美少年と出会った。

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最終更新日

2021年08月04日 16時32分

掲載日

2021年08月04日 16時32分

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